素直な心

”素直な心”永遠のテーマです。

役不足だったのかも。

出来ることは全部してあげよう。
だから、良かれと思い、施設のお医者さんの言うがままに、熱が出たからと抗生物質を、便が固いからと下剤を、痰が絡むからと絡まないようにする薬を、そんな感じで、処方してもらっています。でも、歳と共に、衰えていく叔母の姿。今では、目を開けることもなくなって、そして、今回から、喉に痰が絡みやすくなって、呼吸困難になるからと、病院への付き添いでも、看護士同伴になって、
96歳、良くなるとは、思ってはいないが、少なくとも、穏やかに過ごさせて上げたい。
それが、(-_-)~~~
その看護師の方が、車の中での医療行為をする時の、叔母の苦しそうな姿を、初めて目の当たりにして、なんか、胸が熱くなって、
病院の付き添いを終え、家に帰っても、その事を自問自答していまだに、答えがでない。
今まで、先生の言うがままに、治療を、OKしてきたことは、叔母が望んでいたことなのだろうかと、
叔母とはいえ、他人。母の時のように終末期のことをきちんと話し合っていたわけでもなくて、亡き母の遺言で、叔母には、子供がいないので、面倒を見て上げてと、頼まれて、仕方なくではないけれど、後見人になって、
私自身の、弱さからこのような苦しみを、叔母に背負わせる結果になったのではないか。
後見人なんで、私みたいな、ちゃらんぽらんな人間が引き受けることではなかったのかも知れない。他の人なら、もっと違う形で、穏やかな日々を過ごさせていたのかもしれない。そう思うと、自分が情けなくなってしまう。
叔母さん、ごめんなさいね。至らなくて。

今日、午後から、施設のお医者さんとの、面談がある。どんな風に話そうか。迷っています。
恥ずかしい話だが、元々、涙腺の弱い私、正直な気持ちを伝えると、涙が出てしまうかも知れない。でも、話さないと、叔母さんに、申し訳が立たない。
とにかく、私の正直な気持ちを、伝えよう。