想い

一昨年だったかな。仕事が忙しくて、見逃してた“Dr.コトー診療所”の映画版。
昨日、地上放送で、見ることが出来た。思った通り、胸が熱くなることが多くて・・・・、
まともに見られなくなる場面も、
そして、
人と人との繋がりって、なんだろうと、改めて思っています。よくよく考えてみると、こういうことって、当たり前のことで、考える事なんて必要ないこと。

それが、今は、特別なこととして、思ってしまう。
映画のなかで、小さな島で島民一人一人が、信頼という二文字で、一人一人と繋がって、一つのコミニティーが出来ている。そこには、競争もない。偏見や、差別もない。
痛みや、苦しさ、辛さ、そんなことも一人で背負うこともなく、当たり前のように、誰かが、一緒に背負ってくれる。
そんな社会、所詮、ドラマの世界で、理想だって、いや、理想でもそんなことは、絶対ないよ。それが普通って、思う人もいるだろうな。

ちむぐりさ、という言葉の意味を思い出す。
誰かの心の痛みを、自分の悲しみとして一緒に胸を痛めること。という意味で、沖縄の言葉。
私も、こんな気持ちになれたらいいなって・・・・。いつも、思いつつ。
お人好し何て言われる事が、いやで、なかなか踏み出せない自分がいる。
本当に、こんな気持ちになることは特別なんだろうか。そんな気持ちがあるからだろう。
自己犠牲？、お人好し?、
それじゃあ、当たり前のとの線引きは。どこ?。
こんな風に考えてしまう、自分が現実離れしてるのかな。
いや、そうじゃないと信じたい。
だから、これからも、考え続けようと、思い続けようと、ちむぐりさの意味を、そして、ありがとうの意味の深さを。