今日は、月一の、お墓参りの日。お墓に行ってみると、お墓のすぐ横に、このお墓に眠っている母が大好きだった、すみれの花が一輪。
生前、お散歩でこの花を見つけると、掘り起こして、家に持ち帰り、庭に植えていました。
これまで、こんな場所に、一度も咲いたことのなかった花。更に、偶然にも、母がもっとも好きだった花。
コンクリートで固められた上に、薄く生えていた苔の上に。花にしてみたら、過酷な場所。きっと、母が、今も散歩して見つけたこの花を持ち帰り、ここに植えたのかななんて、言いながら、一時の時間を過ごして、お墓の近くには桜も。